日本選手最多ホームランの更新がかかる、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)。
先発の山本由伸投手(25)を足とバットで援護した。

今シーズン2勝目へ、この日の山本投手は変化球がさえた。

初回から2つの三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せると、2回には2023年46ホーマーの4番アロンソ選手をカーブで空振り三振に仕留めた。

しかし、続く5番スチュワート選手にストレートをはじき返され、ライトスタンドへ。
この回では2点を失った。

山本投手は、3回にもピンチを招くと、4番アロンソ選手に、先ほど三振を奪ったカーブをライトへ運ばれタイムリー。
3回までに4点を失った。

一方、山本投手を援護したい大谷選手は第2打席。
フォアボールで出塁すると、今シーズン5個目の盗塁に成功し、チャンスを広げた。

すると、ヘルナンデス選手のヒットの間に快足を飛ばし、一気にホームへ。
まずは足で山本投手を援護した。

さらに、チャンスで回ってきた第3打席。
ここまで得点圏打率0割台と、なかなか1本が出ない大谷選手だったが、ライトへの鋭い当たり!

得点圏では実に開幕戦以来のタイムリーヒットで、2点差に追い上げた。

山本投手は、序盤に4点を失ったが、粘りのピッチング。
メジャー最長の6回を投げ、9奪三振でマウンドを降りた。

6試合ぶりの一発が期待される大谷選手だったが、その後、快音は聞かれず。
チームも敗れ、日本選手最多ホームランの更新はお預けとなった。

(写真: 時事)

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