パワーリフティングは足などに障害がある選手がベンチプレスで持ち上げたバーベルの重さを競う競技で、パリパラリンピックの出場には世界ランキングで8位以内に入ることが必要です。

日本選手はこのランキングで8位以内に入ることができませんでしたが、佐藤選手は世界連盟から「推薦枠」として出場権を獲得し、初めての代表に内定しました。

佐藤選手は神戸市出身の44歳。

仕事中の交通事故で車いすで生活するようになり、8年前、パラスポーツの選手発掘プログラムに参加したのをきっかけに競技を始めました。

佐藤選手は「競技を始めたときからパラリンピック出場は1つの目標だった。驚きと喜びが交錯している状況だが、共に戦った仲間の分まで精いっぱい戦いたい」とコメントしています。

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