阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で8月7日に開幕する第106回全国高校野球選手権大会の開会式で、代表校のプラカードを持って選手らを先導する「式典誘導係」の選考会が11日、市立西宮高校であった。

 代表校49校のプラカードや国旗、大会旗を持つ担当など65人を募集。男子生徒9人を含む118人が選考会に臨んだ。

 選考会では、プラカードに見立てた竹の棒を持った生徒らが、大会行進曲にあわせて体育館内を行進。同校の教職員らがリズム感や歩く姿勢などを審査した。

 選考会の結果は19日に発表される。

 式典誘導係は1949年の第31回大会から同校の女子生徒が務めてきたが、昨年、大会を主催する日本高校野球連盟と朝日新聞社が性別を問わずに募集することを決めた。

 前回の記念大会では6人の男子生徒が歴代優勝校旗を持ったり、抽選会で校名札を掲げたりする役割を担った。(真常法彦)

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