(4日、第106回全国高校野球選手権福岡大会2回戦 八女農0―4久留米学園)

 九回、久留米学園の床嶋太陽選手(3年)が代打で打席へ。真ん中に入った2球目を振り抜くと、詰まった打球が右前に落ち、安打に。「(球が)想像より重かったけど、打ててよかった!」

 4月まではテニス部員。野球の経験はなかったが、磯野琢己主将(3年)に「人数が少ないから練習試合に出て」と頼まれ、昨年、助っ人で出場。テニスの大会を終えた後、この夏も出ることになった。

 この日は、5月から助っ人として参加した酒井康信選手(3年)も2安打。二人ともに「十分な活躍。次もみんなで勝ちたい」と磯野主将。(岩田誠司)

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