第106回全国高校野球選手権南北海道大会(朝日新聞社、北海道高野連主催)の抽選会が5日、準決勝、決勝の会場となるエスコンフィールドHOKKAIDOで開かれ、地区大会を勝ち抜いた16チームの組み合わせが決まった。

 昨夏の甲子園大会16強で、3季連続の甲子園出場をめざす北海は初戦で札幌光星と対戦する。札幌第一は国際情報との顔合わせ。

 大会は札幌円山球場で11日に開幕する。準決勝(20日)と決勝(21日)は2年続けて北海道日本ハムファイターズの本拠・エスコンフィールドHOKKAIDOで行われる予定だ。

南北海道大会の展望

 (前年優勝校 北海 前年参加チーム数100)

 春の全道大会を制した北海が軸になる。春は接戦を強いられた。選抜で先発登板した松田収司(2年)を欠く中、浅水結翔(2年)と小野悠真(1年)の左右の2枚が台頭した。昨春以来、道内の公式戦は27連勝で、3季連続の甲子園出場を狙う。

 北海を追うのは札幌勢3校。昨秋、準優勝の東海大札幌は長打力のある打者がそろう。国際情報は主将の今村壮吾が投打の柱。昨夏4強の札幌日大は好左腕小熊梓龍の出来が鍵を握る。

 5年ぶりの出場をめざす北照はU18(18歳以下)日本代表候補の合宿に参加した高橋幸佑が注目の左腕。駒大苫小牧、札幌大谷と札幌第一も上位を狙っている。(鈴木優香)

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