第102回毎日テニス選手権(毎日新聞社主催)は3日、東京都昭島市でベテラン大会があり、元衆院議員で高校時代に国体優勝経験のある杉村太蔵さんは男子45歳以上シングルス3回戦で、第1シードの向和彦さんに1-6、0-6で敗れた。
杉村さんは果敢に攻めたが、相手のパッシングショットや堅実なストロークにはね返された。試合後、「壁は厚かった。同年代であれだけのプレーができると思うと励みになります」と相手をたたえた。
生涯スポーツとしていろいろな競技が広まることを願っており、「予防医療やウェルビーイングで日本はまだ伸び代があるんじゃないか」と指摘。「お子さんに習い事をさせる親御さんもプレーしてほしい」と呼びかけた。
25年ぶりに公式戦に臨んだ昨年は1回戦で惜敗したが、今年は初戦突破した。昨年に続く挑戦を振り返り、「週1回プレーするより年1回大会に出る方がかなり重い」と語り、来年の大会にも「ぜひ挑戦したい」と話した。【長野宏美】
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