2試合ヒットがなかった鈴木選手は本拠地のシカゴで行われたフィリーズとの試合に4番・指名打者で出場し、1回の第1打席でストレートをセンター前にはじき返し、3試合ぶりのヒットを打ちました。
続く第2打席は空振り三振でチームもリードされましたが、5点を追う9回の第4打席はランナー2人を置いて真ん中のストレートを捉え、左中間スタンドへ3試合ぶりのホームランとなる11号スリーランを打ちました。
鈴木選手のホームランは大リーグ通算45本となり、井口資仁さんを抜いて日本選手で歴代単独5位となり、歴代4位の城島健司さんの48本まであと3本としました。
鈴木選手はこの試合4打数で2安打3打点をマークし、打率は2割6分2厘に上がりました。
カブスは鈴木選手のホームランで追い上げましたが及ばず、4対6で敗れて2連敗です。
鈴木「力まずしっかり振ることができた」
鈴木選手は、9回のスリーランホームランを打った打席ではチャンスで三振した3回の第2打席が頭にあったということで「ランナーが得点圏にいて、カウントもスリーボールワンストライクという自分のスイングができるカウントまで持っていくことができた。2打席目は同じカウントから打ち損じて悔しかったので、あまり力まずしっかり振ることができた」と振り返りました。
一方で、チームはここまで39勝47敗でナショナルリーグ中部地区の最下位に沈み、苦しい戦いが続いていることについては「もちろん悔しい。負けが混んでいるというのもみんなわかっていて、勝つためにどうやってやったらいいのかというのはいろいろ話しているがなかなか勝ちにはつながっていない。諦めずにやるだけだ」と前を向いていました。
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