テニスの四大大会の1つ、ウィンブルドン選手権は1日に開幕し、元世界ランキング1位で今月開幕するパリオリンピックの日本代表に内定している大坂選手は、女子シングルスの1回戦で世界53位でフランスのディアン・パリー選手と対戦しました。
去年、女の子を出産した大坂選手はツアー大会に復帰後、これが3つめの四大大会でウィンブルドン選手権には5年ぶりの出場となりました。
大坂選手は第1セット、持ち味の強烈なサーブで相手を崩してポイントを奪ったほか、フォアハンドやバックハンドのショットも厳しいコースに決まり、6ー1で最初のセットを取りました。
しかし、第2セットはミスが続き1ー6で落とすと、最終第3セットの序盤は互いのサービスゲームをブレークし合う展開になりました。
大坂選手はここから精度の高い丁寧なショットで試合を組み立て、相手のミスを誘い流れを引き寄せると、このセットを6ー4で取ってフルセットの末、2対1で競り勝ちました。
大坂選手がこの大会で2回戦に進むのは2018年以来、6年ぶりです。
このほか女子シングルスでは世界94位の日比野菜緒選手が世界33位のベルギーの選手と対戦し第1セットを6ー2で奪ったものの、第2セットは2ー6、第3セットも4ー6で落とし、セットカウント1対2で1回戦敗退となりました。
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