(30日、第106回全国高校野球選手権愛知大会1回戦、安城学園13―3名東)

 名東の三塁手・桐田大輔選手(3年)が2度の好守でチームを救った。

 同点に追いついた直後の三回、6点を奪われ、なおも2死一、二塁。三塁線への痛烈なゴロに飛びつき、アウトをもぎ取った。五回の守備では、三塁後方への邪飛を猛然と追い、後ろ向きで好捕した。

 打っては不動の4番だが、2打席凡退に終わりバットでは貢献できなかった。「打撃でチームに勢いをつけたかった」と悔やんだ。五回コールドで敗れたものの、守備でチームをもり立てた。(松本敏博)

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