松井投手はボストンで行われたレッドソックス戦で10対1とリードした7回から2人目として2試合連続で登板しました。
この回の先頭バッターの吉田選手とメジャー初対決が実現し、高めのストレートでファーストゴロに打ち取りました。
空振り三振でツーアウトにしたあと一塁線を破るツーベースヒットを打たれましたが、続くバッターから見逃し三振を奪いました。
松井投手は1イニングを投げて打たれたヒット1本、三振2つで無失点に抑え、11試合連続無失点で大リーグでの自己最長記録を更新し、防御率は3.50になりました。
一方、レッドソックスの吉田選手は、5番・指名打者で出場しました。
2回の第1打席はレフトフライ。
4回の第2打席はセンターフライ。
7回の松井投手との対戦はファーストゴロで9回の守備から交代しました。
この試合3打数ノーヒットで4試合ぶりにヒットが出ず、打率は2割3分8厘に下がりました。
試合はパドレスが11対1で勝って5連勝、レッドソックスは3連敗となりました。
松井 “吉田との対戦 力が入った”
松井投手は吉田選手との大リーグ移籍後初の対戦を振り返り「初球は力が入った。本当にいいバッターなのでいやだったが、結果としてアウトに取れたのでよかった」とした上で「プロ野球の時は対戦していてボール球を振るイメージがなかったが、振ってくれたのはいいボールが投げられていたということだと思う」と話していました。
また、登板した11試合連続で無失点と結果を残していることについては「毎試合、失点ゼロで帰ってくるというのを続けていかないと、いいところで投げさせてもらえないので、なんとか少しずついい場面に食い込んでいけるように頑張りたい」と気を引き締めていました。
一方、吉田選手は松井投手について「すばらしいピッチャーだし、実際に対戦してみて成績通りのピッチャーだと思った。プロ野球でしっかり実績を積んでいるので、大リーグでも普通にやれば活躍できるピッチャーだと思う」と話していました。
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