写真はイメージ=ゲッティ

第58回全日本女子学生剣道選手権(29日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 「関東女王」が4回戦で姿を消した。5月の関東女子学生剣道選手権で初優勝した筑波大4年の山本真生(まさき)選手が、4回戦で中央大2年の池田胡春(こはる)選手に敗れ、初の全日本の舞台で頂点には届かなかった。試合後は「最後までかみ合わず、ペースがつかめなかった」と悔やんだ。試合後の主なコメントは次の通り。【牧野大輔】

 関東での結果はあまり意識しすぎないようにした。試合が長引くのは避けたかったので、そういった意味では最初の2試合(2、3回戦)は時間内に決めることができて、良い形で勝つことができた。

 (4回戦で敗れた池田選手は)初めての対戦だった。相手は自分が返し技を狙ってくるのがわかっていたのか、思うように技が出せず消極的になってしまった。最後までかみ合わず、ペースがつかめなかった。(別のコートでは関東の決勝で対戦した高校の同級生である水川晴奈選手が戦っていた)そこも意識しすぎず、むしろ誰とでもいいから決勝の舞台に立ちたかった。

 (今後は)まずは秋の団体戦でメンバー入りして優勝したい。相手が出てこないときに自分から積極的に仕掛けていけるのかが課題。苦手な部分をしっかり稽古(けいこ)で補っていきたい。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。