7月10日に開幕する第106回全国高校野球選手権香川大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が28日、高松市のサンメッセ香川であり、参加37校36チームの対戦相手が決まった。開会式は7月7日午後5時から、高松市のレクザムスタジアムである。
各校主将が番号札の入った封筒を選ぶ抽選に先立ち、県高野連の上杉敬治会長が「初戦突破にむけてチーム一丸となって戦って欲しい」と激励。選手や学校関係者らが息をのんで見守る中、主将らが引き当てた番号を壇上で読み上げた。
開幕試合は石田・飯山の連合チームと藤井の対戦に決まった。藤井の山下零主将は「目の前の相手に全力で向かっていく」と意気込み、石田の岡春希主将は「最後まで諦めずに頑張りたい」と応じた。
シード4校の対戦相手も決まり、春の四国大会を制した第1シードの高松商は初戦となる2回戦で高松西と対戦する。石井大登主将は「先輩の分もしっかり背負って、全力疾走、全力プレーでやりきりたい」と力を込めた。
四国大会準優勝で第2シードの尽誠学園は初戦となる2回戦で丸亀と対戦する。岩橋修太主将は「春の大会が終わってからしっかり練習を積めている。夏はすごく自信がある状態で臨めると思う」と自信を見せた。
2連覇を目指す英明は香川高専高松と、第4シードの志度は高松桜井とそれぞれ対戦する。
会場は高松市のレクザムスタジアムと丸亀市のレクザムBP丸亀。開幕試合は10日午後0時半から、レクザムスタジアムで予定されている。入場料は大人600円、中高生200円、小学生以下無料。(和田翔太、木野村隆宏)
選手宣誓は高松南の成合孝俊主将
21人が希望した選手宣誓は、抽選の結果、高松南の成合孝俊主将が務めることになった。5年前に同校の林田健太郎主将の選手宣誓を見て憧れていたといい、「まさか本当に当たるとは思わなかった」と笑みを見せた。「野球の素晴らしさ、仲間の大切さを伝えられたら」と抱負を述べた。(木野村隆宏)
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