日本スポーツ協会が今夏に開く全国スポーツ少年団軟式野球交流大会の熱中症対策で、気温と湿度などから算出する「暑さ指数(WBGT)」を1イニングごとに計測し、基準の31度以上になった場合は直ちに試合を打ち切る方針を固めた。関係者が27日、明らかにした。試合は午前と夕方のみに実施し、選手の安全確保を徹底する。  酷暑下の開催に関しては、日本高野連が今夏の甲子園大会で午前、夕方の2部制を一部導入するなど、各競技で対応を迫られている。今回の取り組みは試合中も数値を確認する、より踏み込んだ対策となる。  打ち切った時点のスコアで勝敗を決め、同点の場合は抽選で勝ち上がるチームを選ぶ。


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