国際パラリンピック委員会(IPC)は26日、2028年のロサンゼルス大会の実施競技にスポーツクライミングを追加すると発表した。大会組織委員会から提案され、同日の理事会で承認した。パラリンピックでのスポーツクライミングの実施は初めて。競技数は23となる。

 IPCは昨年1月に東京、パリ大会と同じ22競技を承認し、スポーツクライミング、サーフィンの追加を検討していた。サーフィンは組織委が提案を見送った。日本パラクライミング協会の小林幸一郎共同代表は27日に取材に応じ「現実になって本当にうれしい。オリパラが同じ会場で(開催され)インパクトを与えられる」と期待した。(共同)

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