プロ18年目、35歳の坂本選手は、開幕戦から主に5番を任され、5月12日には球団OBの川上哲治さんに並ぶプロ野球歴代13位の通算2351安打をマークしました。

しかし、徐々に打率は下がっていき、ここまで61試合の出場で打率2割3分4厘、ホームラン4本、18打点の成績にとどまっています。

さらに、6月の打率は1割5分9厘、同一リーグとの対戦が再開してからも7打数ノーヒット、4三振と精彩を欠いていて、ここ2試合は出場しておらず、坂本選手は26日、再調整のため、1軍の出場選手登録を抹消されました。

阿部慎之助監督は「一回リフレッシュさせる。体と心と技術を見直す時間に充ててくれと本人にも話した。終盤にいてもらわないと困るし、ネガティブに捉えていない」と登録抹消の意図を話していました。

巨人は、坂本選手に代わって岡本和真選手がサードにつき、バッティングを買われているキャッチャーの大城卓三選手がファーストに入る布陣で戦っていますが、首位に3ゲーム差で2位に並んでいるチームにとって、頼れる主力選手の復調が待たれます。

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