小中学生が見守る中で練習する日本代表選手=福岡市東区のJAPANBASEで2024年6月25日午後3時12分、林大樹撮影

 福岡市東区で合宿中のラグビー日本代表(JAPAN XV=ジャパンフィフティーン)へ25日、地元の小中学生が応援メッセージを贈って激励した。練習は一般にも公開され780人がトップ選手のプレーに見入った。

 合宿は23日に日本ラグビーの拠点施設の一つでもあるJAPANBASEで始まり、25日は合宿で唯一となる一般公開日だった。午後2時半すぎからの練習では、選手約30人がエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)らの指導の下で約2時間汗を流した。

練習を指揮するエディー・ジョーンズHC(右から2人目)=福岡市東区のJAPANBASEで2024年6月25日午後3時3分、林大樹撮影

 練習終了後には、香椎浜小、城浜小、城香中の児童と生徒の代表がチームを応援するメッセージの入った色紙と旗をエディーHCに手渡した。

 エディーHCは「皆さんのために戦っていきたい」とお礼を述べ、29日に秩父宮ラグビー場(東京)であるマオリ・オールブラックス戦のロッカールームに掲げると約束した。

 香椎浜小の倉迫俊輔さん(11)は「選手は力が強く迫力も違った」と目を丸くし、城香中の寺尾翔太さん(14)は「この場所でラグビーをしていたので、日本代表を見られてうれしいし、不思議な気持ち」と話した。【林大樹】

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