巨人から西武に移籍する松原選手は、プロ8年目の29歳。2017年に明星大から育成ドラフト5位で巨人に入団し、よくとし支配下に登録されました。巧みなバットコントロールが持ち味の左バッターで、俊足を生かした広い守備範囲も持ち味です。
2021年には135試合に出場して打率2割7分4厘、ホームラン12本をマークするなど活躍しましたが、その後は出場機会に恵まれず今シーズンは9試合の出場にとどまっています。
松原選手は「いまの自分があるのもジャイアンツのおかげです。本当にお世話になりました。ユニフォームは変わりますが、引き続き応援いただければありがたいです」と球団を通じてコメントしています。
一方、西武から巨人に移籍する若林選手はプロ4年目の26歳。2021年に駒澤大からドラフト4位で入団しました。思い切りのいいスイングが持ち味の右バッターで、こちらも俊足を生かした守備や走塁も得意としています。
1年目の2021年にはシーズン途中にけがをするまで主に1番バッターとして活躍しましたが、その後、レギュラーに定着できず今シーズンは19試合のみの出場となっています。
若林選手は「どんなときもタオルを掲げて応援してくださったファンの皆さんには感謝しかありません。新天地でも走攻守でアピールして戦力として認識してもらえるよう、一生懸命、一から頑張ります」とコメントしています。
巨人は手薄だった右バッターの補強、西武は1軍での実績もある左バッターを加えてチーム打率12球団ワーストの打線を活性化させる狙いがあるものとみられます。
両選手経歴
松原聖弥(巨人→西武)
外野手 右投左打
仙台育英高-明星大 2016年育成ドラフト5位
今季一軍成績 9試合 打率.154(13打数2安打)HR0本 2打点 盗塁0
若林楽人(西武→巨人)
外野手 右投右打
駒大苫小牧高-駒沢大 2020年ドラフト4位
今季一軍成績 19試合 打率.129(62打数8安打)HR3本 5打点 盗塁2
※成績は6月24日現在
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