永原悠路 スピードある滑りと高さのあるエアなどが持ち味
スケートボード男子パークの永原悠路選手は長野県出身の19歳。
父親の影響で小学1年生でスケートボードを始めました。
スピードある滑りと高さのあるエア、そして独創的なコースの使い方が持ち味で、2019年の日本選手権ではスノーボードとの“二刀流”で注目を集めた平野歩夢選手に次いで2位に入るなど、早くから国内大会で活躍してきました。
2021年の東京オリンピックは出場を逃し、この年に太ももの骨を折る大けがをするなど苦しい状況が続きましたが、パリオリンピック出場を目指して地道に練習に励み、国内トップレベルの選手が集まるおととしの日本オープンで初優勝を果たしました。
さらに同じ年に、千葉市で初めて開催された世界最高峰の大会、「Xゲームズ」でも4位に食い込んで存在感を示し、世界で戦う足がかりをつかみました。
パリオリンピックの選考大会では去年5月のアルゼンチンでの大会で10位となったほか、10月にイタリアで行われた世界選手権では、初めて決勝に進んで7位となるなど着実な成長を見せました。
アメリカやブラジルなど海外勢のレベルが高い男子パークの中で奮闘し、初めてのオリンピックの切符をつかみました。
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