ことしの全米女子プロ選手権はパリオリンピックの代表を争う最後の大会で、大会終了後の世界ランキングに基づいて各国・地域の代表が決まります。
世界ランキングの日本勢上位でオリンピック代表を僅差で争う、世界22位の山下選手は3アンダーの6位からスタートしました。
前半、1番でバーディーを取ったあとはピンチをアプローチとパットでカバーしてボギーはパー3の9番の1つにとどめました。
そして後半パー5の11番でバーディーを奪ったのに続き、14番でもバーディーを取って第3ラウンドはバーディー3つ、ボギー1つでスコアを2つ伸ばし、通算5アンダーとして2位に順位を上げました。
トップとは2打差で海外メジャー初優勝を目指して最終ラウンドに挑みます。
山下選手は「目の前の1打に集中して全力で頑張りたい」と話しています。
また3位で出た渋野日向子選手はスコアを1つ落としましたが、通算3アンダーで首位とは4打差の5位と好位置につけています。
オリンピック代表を争う世界20位の古江彩佳選手はスコアを3つ落として通算4オーバーの38位に後退し、全米女子オープンを制し、日本選手トップの世界6位につける笹生優花選手は通算10オーバーの67位と低迷しています。
このほか岩井明愛選手が通算1オーバーで18位、西郷真央選手と勝みなみ選手が通算3オーバーの31位で竹田麗央選手は古江選手と同じ通算4オーバーの38位です。
韓国のヤン・ヒヨン選手が通算7アンダーで単独首位に立ちました。
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