サッカーのドイツ1部リーグ、アイントラハト・フランクフルト所属の長谷部誠(40)が17日、今季限りでの現役引退を発表した。日本代表選手として、2010年南アフリカ大会、14年ブラジル大会、18年ロシア大会とワールドカップ(W杯)に3大会連続で出場し、代表の主将を長く務めた。
静岡県藤枝市出身で、藤枝東高からJ1浦和レッズに進み、08年にドイツのウォルフスブルクに移籍。ニュルンベルクを経て14年からEフランクフルトでMFやDFとして活躍した。
浦和時代にJ1リーグとアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で優勝。ドイツ移籍後もリーグや欧州全体を舞台にしたヨーロッパリーグのタイトルに手にした。様々なポジションをこなす万能型で、ポジション取りのうまさやチームプレーに徹する頭脳派としても高く評価された。
ブンデスリーガのアジア選手最多試合出場を誇り、ドイツでは17シーズンを過ごした。日本代表では114試合出場(歴代7位)、2得点。主将としては歴代最多とされる81試合に出場、W杯ロシア大会を最後に代表からの引退を表明した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。