第106回全国高校野球選手権京都大会(朝日新聞社、京都府高校野球連盟主催)の抽選会が22日、京都市内であり、参加73チームの組み合わせが決まった。

 昨夏の大会を制した立命館宇治は初戦で南陽と対戦。今春の選抜大会に出場し、春の府大会で優勝した京都国際は初戦で京都成章と顔を合わせる。

 大会は京都市のわかさスタジアム京都などで行われる。7月6日に開幕し、順調に進めば、決勝は7月28日の予定。

京都大会の展望

 (前年優勝校 立命館宇治 前年参加チーム数73)

 春の近畿大会で初優勝し、春夏連続出場を狙う京都国際に、選抜出場の京都外大西、春の府大会3位の京都両洋などが挑む構図。

 京都国際はエースの左腕中崎琉生(るい)に加え、2年生左腕の西村一毅(いっき)が急成長。打線は、主将の藤本陽毅(はるき)らを中心にそつがない。

 京都外大西は大黒柱の田中遥音(はると)ら、タイプの違う投手がそろう。京都両洋はつなぐ打撃が持ち味。春の府大会で手応えを得て、チームに勢いがある。

 春4強で、府内最多の夏34回の出場を誇る龍谷大平安、昨夏の京都大会を制した立命館宇治、公立勢の鳥羽、西城陽も上位進出を狙う。(八百板一平)

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