第106回全国高校野球選手権山口大会(朝日新聞社、山口県高校野球連盟主催)の抽選会が22日、山口市内であり、参加53チームの組み合わせが決まった。
今春の県大会を制し、夏2連覇を狙う宇部鴻城は宇部西と厚狹の勝者、今春の県準優勝だった西京は宇部と下関工科の勝者と対戦する。2022年夏の甲子園大会で準優勝した下関国際は長門と宇部高専の勝者と戦う。
大会は絆スタジアムなどで行われる。7月13日に開幕し、順調に進めば決勝は同27日に行われる予定。
山口大会の展望
(前年優勝校 宇部鴻城 前年参加チーム54)
昨夏の代表校で春の県大会を制した宇部鴻城と、昨秋の県大会優勝の高川学園が中心になりそうだ。
宇部鴻城は甲子園のマウンドを経験した最速143キロのエース松成乃馳(だいち)に加え、2番手小林栞大(かんた)が急成長。春の県大会は打たせて取る投球で2度の完封を果たすなど安定感が増した。
高川学園は一昨年秋から背番号1を背負う葛西泰輝が投打の柱。投手層も厚く、打線は好機にたたみかける爆発力がある。
春の県準優勝の西京はチームのまとまりが身上。決勝は延長戦で惜敗したが、再三のピンチを断つ堅守が光った。南陽工や下関国際も力がある。(三沢敦)
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