愛知県一宮市出身の車いすテニス・小田凱人選手(おだ・ときと 18)が21日、母校の中学校を訪れました。小田選手は全仏オープンを連覇し、現在世界ランキング1位で、中学時代の強気なエピソードも紹介されました。
プロ車いすテニスプレイヤー・小田凱人選手は21日、一宮市の母校・西成中学校に凱旋し、大きな拍手で出迎えられました。自らの軌跡をまとめた本が出版されたのを記念し、全校生徒438人全員にプレゼントしました。
小田選手:
「学校はすごい僕は楽しくて、友達と会えるし、給食食べられるし、僕にとっては特別な場所ですね」
中学時代の恩師からは、2年生の時に書いた色紙が披露されました。
中学2年の担任の溝口晃弘さん:
「『凱人と書いて一番と読む』当時から一番というか、ナンバーワンというのをすごく意識していた証拠かなと思います」
凱人と書いて一番、まさに有言実行です。
生徒:
「大会などでどうしても緊張してしまう場面がでてくるんですけど」
小田選手:
「試合も練習も一緒だと思ってやっています。試合が明日くるってなっても、同じように昨日やったことをやるだけ」
現在、世界ランキング1位の小田選手は2024夏、パリパラリンピックでの活躍を誓います。
小田選手:
「結果として出てくれているから、根拠のある自信は徐々に自分の中で作り上げられている。パリ終わっても凱旋したいなって思っています」
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