東京オリンピックで銀メダルを獲得した世界9位の日本はパリオリンピックに向けた強化試合として20日、北海道で世界3位のオーストラリアと対戦しました。

試合は序盤からオーストラリアが身長1メートル96センチのセンターにボールを集めてゴール下を攻めたのに対し、日本はキャプテンの林咲希選手や馬瓜エブリン選手が得意のスリーポイントで対抗し、第2クオーターの終了間際には地元出身の町田瑠唯選手がブザービーターのスリーポイントを決めて52対41とリードしました。

第3クオーターは相手の高さを生かした攻撃に苦しみ5点差に迫られましたが、最後は得意のスリーポイントで日本が突き放し、96対85でオーストラリアに快勝しました。

日本は5本打ったスリーポイントのうち4本を決めた馬瓜エブリン選手がチームトップの20得点をマークし、チーム全体でも52本のスリーポイントを打って38.5%の高い確率で決めました。

一方で、主力不在のオーストラリアに対しリバウンドの数では25対44と圧倒され、ペイント内での失点も40点に上るなど、高さのある海外勢に対し課題を残す結果となりました。

オーストラリアとの強化試合は21日も行われます。

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