スケートボードやスポーツクライミングなどでは予選が始まり、オリンピック代表の座をかけた最後の戦いが始まりました。

アーバンスポーツのパリオリンピック予選シリーズは若者向けスポーツの導入に力を入れているIOC=国際オリンピック委員会が初めて開催し、先月の中国での第1戦と、ハンガリーのブダペストでの第2戦を合わせた結果で代表内定が決まります。

大会では
▽スケートボードと
▽スポーツクライミング
▽自転車のBMXフリースタイルに加え
▽パリ大会で初めて採用されるブレイキンの出場権をかけた大会が1つの会場で行われます。

20日に開幕した第2戦はスケートボードやスポーツクライミングなどで予選が始まり、このうちスポーツクライミングの女子ボルダー&リードでは
▽東京オリンピック銀メダリストの野中生萌選手や
▽初のオリンピック出場を目指す22歳の伊藤ふたば選手などが得意のボルダーに臨みました。

大会は23日までの4日間の日程で行われ、来月のオリンピックに出場する選手が決まります。

野中生萌「自分のできるすべてを出し切る」

スポーツクライミング、女子ボルダー&リードの予選前半のボルダーで4つの課題すべてを完登し、好スタートを切った東京オリンピック銀メダリストの野中生萌選手は「第1戦のあとは肉体的にも精神的にもかなり疲れたが、休んだあとは、調子も気持ちも上がってしっかりトレーニングができた。泣いても笑ってもこれが最後なので、自分のできるすべてを出し切れるようにしたい。まずは頑張って、そうすれば結果はついてくると思う」と話していました。

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