17歳の安楽選手は、昨シーズン初めて参戦したワールドカップでボルダーとリードの2つの種目で年間総合優勝の快挙を果たし、この2種目の合計で競うパリオリンピックの日本代表に内定しています。

20日は、IT企業と所属する契約を結んだことを発表する記者会見が都内で開かれ、この中で安楽選手は「日々努力して、いちばん強いクライマーになるという目標をサポートしてもらい、一緒に頑張っていきたい」と話しました。

そのうえで、メダル獲得が期待されるパリオリンピックに向けては「体幹や指の保持力を強化していて、オリンピックでは、これまででいちばん強い自分で挑もうとトレーニングをしている。だいぶ日数も少なくなってきたが、変なプレッシャーは感じないように、いつもどおりの雰囲気や心構えで練習も大会にも臨みたい」と意気込みを話していました。

安楽選手はこのあと、ヨーロッパで2つの大会に出場し、来月開幕するパリオリンピック本番に臨みます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。