鹿児島・種子島では大相撲・放駒部屋の合宿が行われています。

種子島では初となる相撲部屋の合宿で、鹿児島県西之表市出身の島津海関も参加し、子どもたち向けの相撲教室も開かれました。

大相撲の放駒部屋の合宿は、西之表市や市の相撲連盟が誘致を進めてきたもので、合宿には西之表市現和出身の島津海関や、幕内の一山本関らあわせて13人が参加しています。

2024年1月の初場所で新入幕を果たした島津海関は、けがの影響で3月の春場所を途中休場。

5月の夏場所は十両に落ち、来場所以降の幕内復帰を目指しています。

西之表市出身 十両・島津海(28)
「思った以上に島民が稽古見学に来てくれたので嬉しかった。二場所けがで力を出せていないので、この種子島合宿でしっかり英気を養って、名古屋場所に向かって頑張っていきたい。とりあえずは幕内に戻って二桁勝つことが目標」

初となる相撲部屋の稽古に、西之表市役所では歓迎式が開かれ、県や市から鶏肉や県産の牛肉、米などが贈られました。

そして、15日に行われたのは市内の小中学生が参加した相撲教室。

参加した子どもたちは力士らのアドバイスを受けながら、しこやすり足といった相撲の基礎練習をしたり、力士と相撲を取るなど交流を楽しんでいました。

そして、最後には、ちゃんこが振る舞われました。

相撲教室に参加
「楽しかった」
「強い力士とたくさん相撲が取れて、うれしかった」
「やっぱり力士は強いなと思った」

Qちゃんこはどうですか?
「とてもおいしい」

西之表市出身 十両・島津海(28)
「たくさんの子供たちが来てくれて、身近に大相撲を感じてもらえたら。種子島では僕だけがお相撲さんなので、ここから種子島出身のお相撲さんが出てくれたら」

放駒部屋の合宿は19日までです。

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