明治安田Jリーグ・J2の愛媛FCは16日のホーム戦で首位の清水エスパルスに3対0で圧勝しました。
リーグ戦10位の愛媛はホーム・ニンジニアスタジアムに首位の清水を迎える大一番。12日の天皇杯では普段のリーグ戦で出番が少ない選手が大活躍。チームが大きな刺激を受けたなか、オレンジに染めた約8000人のサポーターの前で序盤から躍動します。
愛媛は前半8分、ゴールキーパーからボールをつなぎ効果的なパスで清水の守備をかいくぐると、尾崎がドリブルで運び絶妙のスルーパス。最後は窪田が鮮やかな先制ゴールを決め試合の主導権を握りました。途中で個人の能力が高い清水にシュートを打たれる場面があったものの、愛媛は体をしっかりと寄せてゴールを許さず、前半を1対0で終えました。
後半の愛媛は出番をつかんだ選手が輝きを放ちました。14分に右サイドからのクロスが跳ね返ったところを曽田がシュート。今シーズン初先発の起用に応えて待望の追加点を奪いました。さらに試合終了間際、途中出場の浜下が豪快なロングシュートを決め、愛媛が清水に3対0で撃破し9位に浮上しました。プレーオフ圏内6位のベガルタ仙台との勝ち点差は6。少しずつ差を縮めたいところです。
J2初ゴール・曽田選手:
「ケガで練習もできない時期が長かったので、そこで腐ったらサッカー選手として終わるから、復帰してそのチャンスつかむためやってきた。自信はあるから結果出せてよかった」
石丸清隆監督:
「ホームでたくさんのファンサポーターが集まった中で、勝利を届けることができほっとしている。この勢いを次のアウェイにもつなげていきたい」
J3のFC今治は最近の6試合で1勝5敗。波に乗れない状況を打ち破りたいなかで相模原と対戦しました。前半40分、ロングスローでゴール前に迫り新井のシュートの跳ね返りを近藤がシュート。今シーズン3点目で先制します。後半に入ると3分に最終ラインからの不用意なパスミスを奪われ同点にされたものの、17分にマルクスヴィニシウスが勝ち越しゴールを決めて2対1で勝利。ホームでは実に3カ月ぶりの白星で、10位から8位に浮上しています。J2自動昇格圏内の2位との勝ち点差は2で大混戦です。
次節は愛媛FCが22日にヴァンフォーレ甲府(11位)と対戦。FC今治も22日にアウェーでいわてグルージャ盛岡(20位)と対戦します。
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