交流戦単独首位の楽天は１３日、巨人に勝利。同一カード３連勝を飾り、球団初の交流戦優勝を大きく引き寄せました。
巨人とのカード最終戦、先発は今シーズンチーム最多タイの４勝を挙げている藤井。
実は３日前まで３９度以上の熱があったという藤井ですが、１３日はランナーを出すものの、ダブルプレーに切って取るなど粘りのピッチングを見せます。
その藤井を援護したい打線は４回、連続ヒットで２アウト３塁１塁のチャンスを作り、打席にはフランコ。「藤井のために先に点を取ってあげたかった」と右中間へのタイムリー！楽天が先制に成功します。
援護をもらった藤井は「気合と根性で投げた」と執念のピッチングで５回を無失点。勝ち投手の権利を得てマウンドを降ります。
追加点が欲しい楽天は７回、２本のヒットなどで満塁とし、前の打席でヒットを放っている辰己がライトへのタイムリー！楽天はこの回押し出しのフォアボールも含め２点を追加します。
１３日は盤石の中継ぎ陣も無失点でつなぎました。４番手の酒居はこの試合で節目の通算１００ホールドを達成。最後は守護神・則本が締め、完封リレーで勝利した楽天。藤井はチームトップの５勝目、球団初の交流戦優勝へまた一歩前進です。
楽天 藤井聖投手
「チームを勝たせられるような、チームを勢いづけられるようなピッチングを心がけました」
順位表です。楽天は交流戦単独首位。リーグ戦でも今シーズン初めて貯金を作りました。
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