第106回全国高校野球選手権千葉大会の組み合わせ抽選会が13日、県スポーツ科学センター(千葉市稲毛区)であった。春の甲子園4強の中央学院、2連覇を目指す専大松戸を軸に、148チーム(160校)が夏の頂点を目指す。 春に続く甲子園出場を狙う中央学院の中村研心主将(3年)は、「センバツ後に春も関東大会も負けて、悔しい気持ちがすごく強くてそれを原動力にしている。千葉は強豪ばかりなので、一戦必勝を常に意識したい」と闘志を燃やした。 専大松戸は勝ち進めば5回戦で強豪・習志野か市立船橋の勝者と当たる可能性がある。中山凱主将(同)は「2連覇を狙って、チャレンジャーの気持ちを持って戦いたい。連覇は自分たちにしかできないので、そこを目標にしてやっていく」と意気込んだ。 選手宣誓は千葉商の麻生陸斗主将(同)に決まった。麻生主将は「非常にうれしい。高校野球の素晴らしさを宣誓で伝えたい」と語り、「小学生の時とか人前で面白い芸をしたりしていたので、人を笑わせることが好き」と笑顔だった。 開会式はZOZOマリンスタジアムで7月6日に行われる。10日から1回戦が始まり、27日に決勝戦を予定している。(平野梓)
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