6月12日、サッカー天皇杯の2回戦が行われました。J1のアルビレックス新潟は格下相手に辛くも勝利、一方、新潟県代表のJAPANサッカーカレッジはJ1チーム相手に大金星を挙げ、ともに3回戦進出を決めました。
【齋藤正昂アナウンサー】
「ルヴァンカップ、アウェー長崎戦から中二日。今度は天皇杯のタイトルをかけ、負けたらそこで終わりの戦いに挑みます」
プロ・アマ問わず、日本一のサッカーチームを決める天皇杯の2回戦。
アルビレックス新潟はデンカビッグスワンでギラヴァンツ北九州と対戦しました。
試合は前半14分、左サイドから上がったクロスを小見がダイレクトで合わせ、アルビが先制します。
その後、立て続けに失点し、逆転を許したアルビでしたが、前半終了間際に藤原のスルーパスを受けた谷口が冷静に流し込み試合を振り出しに戻します。
さらにエンドが替わった後半9分には、敵陣深くまで切り込んだダニーロからのボールに奥村が走り込み、アルビが再びリードする展開となります。
しかし後半25分、長倉が相手のスライディングを受けて倒され、足を痛めるアクシデントが…
全力で走ることができない状況も、すでに交代枠を使い切っていたアルビは代わりの選手を入れることができず、実質10人で戦うことを余儀なくされます。
なんとか逃げ切りを図りますが、後半33分に追いつかれると試合はその後、互いに1点を決めあい、延長戦でも決着がつかずPK戦にもつれこみます。
【アルビ 阿部航斗 選手】
「正直、120分では自分は何も仕事ができていないと感じていたので、なんとかPKで止めて、ひと仕事したいなと思っていた」
相手が1本、アルビが3本を決めて迎えたPK4本目、ゴールキーパーの阿部がコースを読み切りセーブ!激闘の末、アルビが3回戦進出を決めました。
【アルビ 阿部航斗 選手】
「ホッとしている。自分としては失点を多くしてしまったので、なんとか最後勝ち切れてよかった」
また、新潟県代表のジャパンサッカーカレッジはJ1の名古屋グランパスと対戦。
後半6分に上元のゴールで先制すると、この1点を最後まで守り切り、格上相手に大金星を挙げました。
天皇杯3回戦は7月10日に行われます。
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