これは、ウェストさんが球団幹部を務めるクリッパーズが12日、発表しました。

ウェストさんは八村塁選手が所属する名門レイカーズの元スター選手で、1960年に入団し、キャリアの14年間で1試合平均27点、6.7アシストという成績を残しました。

「クラッチタイム」と呼ばれる試合終盤の勝負強さから「ミスター・クラッチ」という愛称で親しまれ、シュートやドリブルなどの動作の美しさから、1969年に導入されたNBAのロゴでドリブルをつく選手のモデルとなったとされています。

引退後はレイカーズのヘッドコーチやゼネラルマネージャーなどを歴任し、シャキール・オニールさんやコービー・ブライアントさんなどのスター軍団を擁してチームの黄金期を築きました。

ウェストさんは妻に寄り添われて12日の朝に亡くなったということで、レイカーズのSNSは「伝説のジェリー・ウェストをたたえる」というコメントを投稿しています。

また、同じロサンゼルスを本拠地とする大リーグのドジャースも「60年以上にわたってロサンゼルスのスポーツ界を支えてきたジェリー・ウェストの死を悼む」とコメントするなどアメリカスポーツ界からは競技を超えて伝説的な選手を追悼する声が寄せられています。

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