(前年優勝校 社(やしろ) 前年参加チーム数156)

 選抜大会で2年連続準優勝の報徳学園がリード。最速151キロの今朝丸裕喜、多彩な変化球を操る間木歩の両右腕をはじめ投手層が厚い。俊足の福留希空、長打力がある斉藤佑征を軸に打撃力も高く、強肩の右翼手安井康起、遊撃手橋本友樹を中心に守りも堅い。

 追うのは夏3連覇を狙い、春の県大会を制した社(やしろ)。昨夏の甲子園も経験した右腕福田海晴―西垣琉空のバッテリーが鍵。好右腕の槙野遥斗を軸に春の近畿大会4強の須磨翔風、犠打を絡めて粘り強く攻める明石商、スラッガー露本一惺を中心に春の県大会で報徳学園を破った東洋大姫路、最速153キロ右腕の村上泰斗を擁する神戸弘陵、ノーシードだが最速150キロの2年生新井瑛太がいる滝川も侮れない。(森直由)

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