ブラインドサッカーは1チーム5人ずつでプレーし、ゴールキーパー以外の視覚障害のある選手たちがアイマスクを付けて金属が入ったボールの音やガイドの掛け声などを頼りにゴールを目指します。

前回の東京大会、開催国枠で出場した日本は、今回のパリ大会で初めて自力での出場を決めていて、日本ブラインドサッカー協会は11日、パリ大会の日本代表に内定した選手10人を発表しました。

この中では、ゴールキーパーが2人、フィールドプレーヤーが8人選ばれ、東京大会に続き、2大会連続でキャプテンを務める川村選手や、去年の世界選手権でチーム最多の4得点を挙げ、主力としての活躍が期待される高校3年生のストライカー、平林選手などが選ばれました。

日本は最新の世界ランキングで1位のアルゼンチン、2位のブラジルに次いで過去最高の3位につけていて、今回のパリ大会で初めてのメダル獲得を目標に掲げています。

中川英治監督は「目標のメダル獲得まで進化し続け、選手やスタッフなどブラインドサッカーに関係するすべての皆様とともに全員で闘っていく」などとコメントしています。

キャプテンの川村選手は「日本代表に選出されて誇りに思う。メダル獲得に貢献し、最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くして頑張る」とコメントしています。

日本代表は、今後、強化合宿のほか、来月に大阪で行われる国際大会に出場するなどしてパラリンピックに向けた調整を進めます。

日本代表に内定した10人

フィールドプレーヤー8人
▽川村怜選手(35)
▽佐々木ロベルト泉選手(46)
▽園部優月選手(20)
▽鳥居健人選手(33)
▽平林太一選手(17)
▽後藤将起選手(39)
▽永盛楓人選手(23)
▽高橋裕人選手(25)

ゴールキーパー2人
▽佐藤大介選手(39)
▽泉健也選手(31)

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