6月8日(土)、「宮里藍サントリーレディスオープン」は大会3日目、順位が大きく動く“ムービングサタデー”を迎えた。

気温25度、この日も晴天に恵まれスコアの伸ばしあいが期待されたが、3日目トップタイスタートの小祝さくら(26)、ディフェンディングチャンピオンの岩井千怜(21)ら最終組のスコアがなかなか伸びない。

そんな中ジリジリとリーダーボードの順位を上げていったのが、プロ4年目のシーズンを迎えた北海道南幌町出身の21歳、内田ことこ。

内田は1番Par5で第3打をピンそば1mにつけバーディースタート。2番でボギーとなるも3番ですぐさまスコアを取り戻すバウンスバック。後半に入ると100ヤード前後のショートゲームが冴え渡り10番、12番、13番とバーディーを重ねていく。

気づけば9アンダー単独トップに躍り出た。最終18番でティーショットを曲げ、ボギーとするも2位に1打差のリードを持ってホールアウト。

明日は自身初の最終日最終組、プロ初優勝への準備は整った。緊張するか?と取材陣に問われると「どうなんですかね、するんじゃないですか、すると思います(笑)」と率直な心境を語った内田。

しかしリーダーボードを振り返れば、2打差圏内の選手は全てツアー優勝経験者という強者達が内田を追う。

優勝者、2位の選手に海外メジャー「全英女子オープン」の出場権が与えられる今大会。

「世界へ羽ばたく1勝を」掴むのは果たして。明日、運命の最終日を迎える。

宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント
<六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)6526ヤード・パー72>
6月9日(日)最終日 午後1時35分
フジテレビ系列で生中継
 

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