第106回全国高校野球選手権長野大会(朝日新聞社、県高校野球連盟主催)の開幕試合で、元プロ野球選手の聖沢諒さん(38)=千曲市出身=が始球式を務める。開会式で入場行進の先導も担う。

 聖沢さんは松代高3年の長野大会は2回戦で敗退。甲子園に縁はなかったが、国学院大に進んで注目され、2007年ドラフト4位で楽天に入団した。

 11年の朝日新聞のインタビューでは「(高校の)野球部の同期は2人で、部員もなかなか集まらず、甲子園は遠すぎた」と振り返り、「でも『私立には負けたくない』という気持ちを持って、『うまくなるにはどうしたらいいか』と常に考えていた」と話していた。(高億翔)

 朝日新聞社と県高野連は、始球式に参加する小中学生の男女15人を募っている。6月12日必着で、はがきかファクス、メールで申し込む。応募多数の場合は抽選し、当選者は22日に発表する予定。

 始球式の日時は、7月7日(日)▽13日(土)▽14日(日)▽20日(土)▽21日(日)▽27日(土)。いずれも第1試合である。

 会場は長野オリンピックスタジアム▽セキスイハイム松本スタジアム▽県営上田野球場▽しんきん諏訪湖スタジアムから選ぶ。20、21、27日の会場は、セキスイハイム松本スタジアムのみとなる。

 郵便番号、住所、氏名、年齢、性別、学校名、学年、保護者氏名、電話番号、応募動機、希望日、希望会場を明記する。希望の日と会場は第2希望まで可能。応募先は、〒390・8602、松本市美須々2の1、松本美須々ケ丘高校気付、長野県高校野球連盟。ファクスは0263・33・3720。メールはinfo@nagano-hbf.jpまで。

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