米大リーグ、ブルージェイズの菊池は6日、オリオールズを6回で1点に抑え、4月22日以来の3勝目を挙げた。

 ア・リーグ屈指の強打線を相手に最速98・1マイル(約158キロ)の速球で押した。一回2死二、三塁のピンチでは5番打者に4球続けた。外高めでファウルを打たせ、最後は内角低めで左飛に。「久しぶりにストレートが良かった。(ストライク)ゾーンのどこに投げるかをこれまで以上に意識した」と胸を張った。

 過去2試合は配球を読まれた気配があり、データを見直し。速球を主体にして内角も厳しく突き、チェンジアップ、カーブで緩急をつけた。「理想の組み立てかなと思う」と自信をにじませた。(共同)

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