第95回都市対抗野球大会の近畿2次予選は6日、わかさスタジアム京都で第3代表決定戦があり、三菱重工West(神戸市・高砂市)が日本製鉄瀬戸内に6―2で勝ち、4年連続40回目の本大会出場を決めた。
プロ野球・阪神で昨季までプレーした三菱重工Westの北條史也選手は「3番・二塁」で出場し、五回に1点を先取した後、2死一、二塁の場面で右中間へ2点適時二塁打を放ち、勝利に貢献した。北條選手の試合後のコメントは次の通り。【下河辺果歩】
苦しむ阪神に「あの時があったから」と言えるシーズンに
(五回に2点適時二塁打)打ったのは真っすぐ。追い込まれていたので食らいつこうと思った。(マウンドの川瀬航作投手は)スライダーのいい投手なので、それもケアしながら。いい形で打てた。
(自分の打席から)投手が代わり、追加点(がほしい場面)というところ。大事な打席だと思っていた。必死に行った。
(代表決定戦の)緊張感というか、独特な雰囲気というか。その雰囲気を味わえて楽しかった。
(適時二塁打を放ち、二塁でガッツポーズ)プロでもあんまりしないぐらい。楽しかった。
(代表権を獲得)緊張感は毎日あった。ちょっとホッとした部分もある。僕が加入したことによって、今まで(本大会に)出てたのに出られへんかったっていうのは、やっぱり嫌なので。良かった。
(古巣・阪神の試合は)見られる時は見ている。僕は最後に勝つと信じている。今は苦しい時ですけど、苦しい時を乗り越えて、最後に「あの時があったから」と言えるようなシーズンになると信じている。僕は応援する側というか、ただ信じて見ているだけです。
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