6月20日告示、7月7日投開票の県知事選に出馬を表明している、樋之口里花さんが31日、マニフェストを発表しました。
樋之口里花氏
「県民の声を聞く仕組み、多くの人が声を上げられる仕組みがあるのはとても重要なこと」
樋之口里花氏は「大事なことは、県民の声で決める」をスローガンに掲げ、最も重要な政策として、県議会での議決を必要としない常設型の県民投票条例を制定することをあげました。
その上で、鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内原発の運転延長に加え、馬毛島での自衛隊施設建設や、鹿児島県さつま町などで進む、弾薬庫整備計画については県民投票を実施するとしています。
このほか、県民投票を実施するまで、原発の運転を中止することや子ども医療費の高校卒業までの窓口負担ゼロ、給食費の無償化などをマニフェストに掲げています。
樋之口里花氏
「自分自身が行政に要望したりして、実現を願ってきた項目も入っている。『経済的な理由で子どもたちにしわ寄せがくることがないように』というのが願い」
また、県が鹿児島市のドルフィンポート跡地に建設する予定の新たな総合体育館については、費用や防災の面から計画の見直しが必要としています。
鹿児島県知事選にはほかに、2期目を目指す現職の塩田康一氏と、元自民党県議の米丸麻希子氏が出馬を表明しています。
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