パートで働く人などへの厚生年金の適用拡大をめぐり、政府は、現在「従業員101人以上」としている企業規模の条件を撤廃する方向で調整に入った。

基礎年金に上乗せして支給される厚生年金は、フルタイムで働く会社員が主な加入者で、パートなど短時間で働く人たちには、対象となる企業の規模を「従業員101人以上」とする条件がある。

こうした中、政府は非正規労働者の低年金への対策として、企業規模の条件を撤廃する方向で調整に入った。

6月にまとめる骨太の方針に盛り込み実現を目指す方針だが、中小企業の保険料負担について政府の支援を求める声も出ている。

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