延岡市の職員が県に提出した公文書を偽造していた問題で、市は、新たに偽造や不正が複数発覚したと発表しました。

公文書を偽造していたのは、延岡市の地域・離島・交通政策課に所属していた30代の男性職員です。

この職員は、道路整備などに関する辺地総合整備計画の策定手続きで、県に提出する市議会の議決証明書の議決日や文言などを書き換えていたことが判明。

その後の調査で、さらに9つの計画で議決証明書を偽造していたことや、市長公印の不正使用などが判明しました。

この職員は、「作業が遅れていてつじつまを合わせるために行った」と話しているということです。

延岡市では、偽造があった計画のうち3つについて市議会に再提案するほか、複数の課で進捗状況を確認するなどして再発防止を図りたいとしています。

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