今年4月に行われた愛知県扶桑町の町議会議員選挙で、特定の公務員が禁止されている選挙運動をしたとして、隣接する大口町の男性職員が書類送検されました。

 警察などによりますと、大口町役場の税務課の男性職員(64)は今年4月、隣の扶桑町であった町議選で、特定の候補への投票を呼びかけた公職選挙法選反の疑いで書類送検されました。

 公職選挙法で、税金を徴収する公務員は警察官などとともに選挙運動を禁じられていますが、男性職員は職場の電話を使って投票を呼び掛けていたということです。

 男性職員は4年前まで町の部長を務め、その後は再任用で町民税などの徴収を担当していて、町は処分を検討しているとしています。

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