岸田首相は4年半ぶりとなる日中韓サミットのため、韓国・ソウルへ出発した。
出発に先立ち、サミットの意義について「地域や国際社会の情勢が大きく変化した。その中にあって地域の平和や繁栄に大きな責任を持つ3カ国の首脳が一堂に会し、協力の方向性、地域・国際社会に関わる課題を議論することは地域にも大きな意義がある」と述べた。
さらに、議長をつとめる韓国の尹錫悦大統領、中国の李強首相と「胸襟を開いて率直に意見交換し、未来志向の実務協力で一致をしたい、日中韓プロセスの再活性化に繋げたいと思っている」との見通しを示した。
今回のソウル訪問に合わせて、26日夕方行われる日中首脳会談については、李強首相と「初めての正式会談になる」と述べた上で、2023年に習近平国家主席と確認した「日中の戦略的互恵関係と建設的・安定的な日中関係の方向性を確認して、大局的な視点から会談を行いたい」と抱負を示した。
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