愛媛県への昨年度の移住者は、過去最多の7254人になったことが23日に発表されました。年代別では20代から30代が半分以上を占めています。

県によりますと愛媛県へ昨年度に移住した人は7254人。前の年度を92人上回り過去最多を更新しました。

移住先で最も多かったのは松山市の2994人。次いで今治市1180人、西条市787人などとなっています。

移住者のうち東京圏と大阪圏からが2871人で全体の約4割。年代別では20代から30代が3905人で、半分以上を占めています。

移住者が増えた理由は、デジタルマーケティングによる情報発信や、市と町と連携した移住フェアなどが実を結んだとしています。

県は今年度の移住者の目標を7600人にしていて、生成AIがチャット形式で相談に乗ってくれる「AIコンシェルジュ」の導入など、相談体制の強化に取り組む方針です。

この一方、移住者を含む転入者を転出者が上回る状況が続いていて、総務省によりますと去年は外国人を除く4125人が転入を上回りました。県は26年までに転出が上回る状況の解消を目指しています。

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