中国軍が24日、台湾周辺で2日連続となる軍事演習を実施する中、アメリカのインド太平洋軍トップが来週、就任後初めて来日する方向で調整されていることがわかった。

中国が独立派とみなす台湾の頼清徳氏が総統に就任したのを受け、中国軍は23日に続き、24日も台湾を包囲する海空域で軍事演習を実施している。

こうした中、アメリカ軍で東アジア地域などを担当するインド太平洋軍のパパロ司令官が就任後初めて28日に来日し、岸田首相や木原防衛相らと会談する方向で調整が進められている。

パパロ司令官は就任の際、中国への警戒感を示していて、会談では中国や北朝鮮への対応で連携強化を確認するとみられる。

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