G7首脳が核軍縮文書「広島ビジョン」に合意した広島サミットから19日で1年。
サミットゆかりの品を展示する記念館がきょう広島市にオープンしました。

オープンに先立ち記念館が設置された平和公園ではけさオープニングセレモニーが開かれました。

【広島市・松井一実市長】
「次の世代、次の時代を担う方々にも来館いただいて、これからの国際社会の在り方、さまざまな課題といったものを自らの課題として考えていただくきっかけになれば」

記念館にはサミット初日のワーキングディナーで使用された円卓が展示されています。
このテーブルでは首脳たちにより核軍縮・不拡散について意見が交わされました。

またアメリカのバイデン大統領が原爆資料館を見学した際に「世界から核兵器を最終的にそして永久になくせる日に向け共に進んでいきましょう」と書いた芳名録も展示されています。

記念館にはおよそ100点のサミットゆかりの品々が展示され入館は無料です。

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