鶴岡市の山あいの市道で土砂崩れが発生し、現場周辺を通行止めにして復旧作業が行われた。巻き込まれた人やけが人はおらず、復旧には少なくとも来週いっぱいかかる見通し。

土砂崩れがあったのは、鶴岡市宝谷の「市道・宮の下宝谷線」で、市によると16日夜7時半すぎに、地区の区長から市の櫛引庁舎に連絡があったという。

17日朝に市が確認したところ、道路わきの斜面が崩れていて、土砂が高さ約2メートル、長さ約50メートルに渡り道路をふさいでいた。

市によると、けがをしたり巻き込まれたりした人はなく、う回路が2カ所あるため、周辺で孤立した住民や集落もないという。
現場では、17日朝から周辺の1.2キロを全面通行止めにして、土砂の撤去が行われた。

(鶴岡市・皆川治市長)
「本日中に撤去できる土砂量ではないと聞いている。復旧にどの程度時間を要するか、現場や業者の作業スケジュールを確認してはっきりさせていきたい」

崩れた原因はわかっておらず、市は土砂を撤去したあと、来週いっぱいをめどに安全確認や応急工事を行い、その後、通行止めの解除を判断する方針。

現場は、「櫛引たらのきだいスキー場」から南西に約1.5キロの、付近に住宅などはない山あいの道路。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。