記者会見する広島県安芸高田市の石丸市長(17日、広島市)

広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)は17日、広島市内で記者会見し、7月7日投開票の東京都知事選へ無所属で立候補すると表明した。人口減少が進む地方の衰退を止めるため「一番大きな力を持っている東京都を動かす必要がある」と話した。「46道府県と密にコミュニケーションを取り、多極分散を実現していく」と述べた。

石丸市長は安芸高田市出身。京都大学卒業後、三菱UFJ銀行でアナリストを務めた。2020年8月の市長選で初当選し、現在1期目。道の駅に「無印良品」を出店する計画などを巡り市議会と対立する一方で、SNS(交流サイト)を通じた発信力で注目を集めてきた。

5月10日の記者会見で任期満了に伴う7月の市長選には出馬しないと表明していた。

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