自民党の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」は16日、政府が6月にもまとめる経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)に向けた提言を発表した。国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の計算から公共事業費など投資的経費を除く新たな財政規律の基準を提案した。
近く政府などに提出を予定する。政府が掲げるPB黒字化目標を撤廃し、供給を上回る需要創出の必要性を訴えた。
提言は「一定のPB赤字を許容し、経済成長重視の積極的な財政運営を行ってこそ、岸田政権が目指すデフレからの完全脱却を可能にする」と説明した。
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