京都府城陽市の市議会議員が会長を務める「校区社会福祉協議会」で、交付された補助金など約360万円の不適切な経理処理があったことが分かりました。

京都府城陽市で地域の福祉活動を行う「寺田西校区社会福祉協議会」では、市から交付された補助金など、約360万円について不適切な処理をされていたことが4月に判明し、16日朝、市議会の委員会が議論を始めました。

360万円のうち、約230万円について領収書がなく、使途不明となっていて、協議会の会長を務める城陽市議会の本城隆志議員は、事務所の経費などに使ったと話しています。

【寺田西校区社会福祉協議会会長 本城隆志城陽市議】「びしっとしているつもりではあるが、『つもり』やから完全にできているかは、チェックするたびに数字の違いは出てくるかもしれない」

また約5万円については、本城議員が牛丼店やラーメン店での私的な食事代として、83回支出するなどしていて、「担当者から、経費として支出していいと聞いていた」と話しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。